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2018年8月10日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市生野区今里

大阪府のラーメンデータベースランキングでは第9位。
開店してほぼ1年、今里という市内からはやや外れの場所だが、確実に行列ができる人気店になった。
都内・新小岩の人気店、麺屋一燈時代から人気があった彼は独立してもすぐに人気になった。
しかも麺屋一燈店主のお墨付き・公認独立店だ。(「宮元」「龍壽」に続いて3軒目)
普通、屋号の肩書き(今回で言えば「麺や」)は修業先を真似るものだが、あえて変えている。そして、味も継承するのかと思ったら、今、都内でも流行っている「水と鶏だけ」でスープを取った鶏清湯だ。奈良の地鶏である大和肉鶏を使っている。
その芳醇鶏そば(塩)780円(食べた当時:今は830円)を注文。これが一番人気だ。「水鳥系」の特徴である芳醇な鶏の香り。そして綺麗なスープだが十分な旨味。地元の製麺所による平打ち中太麵はスープとの相性も良し。豚肩ロースのレアチャーシューと鶏胸肉レアチャーシューはどちらも高水準。長めの小松菜が緑に映える。よくできたラーメン、見た目も良いし、もちろんおいしい。
濃厚魚介の方は麺屋一燈に近いものらしい。

お店データ

麺や福はら

大阪府大阪市生野区新今里5-1-8(今里)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。